私はあなたに恋をした #1(妄想小説・櫻井翔)

私の名前は、片山 陽菜ひな

大学4年生。

そして私には、大好きな彼氏がいる。

彼の名前は…………

櫻井 翔。

同じ大学4年生。

今日も、大好きな彼とデートの約束をしている。

私は楽しみで楽しみで、顔がにやけてる。

そして 待ち合わせの校門で待っていた。

きっと もうすぐ 来るはず…………

翔   「陽菜! おまたせ!」
陽菜  「あっ! 翔くん!」
翔   「待った!?」
陽菜  「ううん。 全然待ってないよ。」
翔   「うそ………。 けっこう待ってたでしょ!」
陽菜  「えっ?」
翔   「ほら………あそこの窓から 陽菜の事、見えたんだ。
    確か、20分程まえに………。」

そう言って 翔くんは 私の頭を ポンポンとしてくれた。

ってか、見られてたんだ。

すっごい恥ずかしい。

なんか私だけ ウキウキ ドキドキ してる!?

翔  「さっ 行こっか。」

そう言ってさし出された翔くんの手をそっと握ると、

私たちは大学をあとにした。

家に着くまでの帰り道、いつも2人でこの道を歩く。

そして 暗くなるまで このベンチに座って 2人の時間を過ごす。

今日もいつものベンチに座る。

翔   「あのさ~、今度 俺の友達に紹介したいんだけど。
    会ってくれる!?」
陽菜  「うん。 いいよ。」
翔   「ほんと? ありがとう。
    って、早速明日なんだけど いけそう?」
陽菜  「うん、大丈夫………。
    で、その友達って どんな人?」
翔   「う………ん、そうだなぁ~。
    一言で言うと、元気だけが取り柄・・・かな。」

そう言いながら翔くんは、優しい笑みを浮かべた。

そんな翔くんを見てると 私も自然と笑顔になって

幸せな気持ちになれた。

………………そうあの日がくるまでは………………………。

                  

                     つづく

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