私はあなたに恋をした #12(妄想小説・櫻井翔)

和也  「フッ……………ど―すっかな―。
    言う事聞かなかったから……………
    意地悪………してあげるよ……………。」

そ―言って和くんはニヤリと 微笑んだ。

ええっ! 私が固まってると、和くんが立ちあがった。

そして、私を通り過ぎて……………立ち止まる………。

すると和くんが口を開く。

和也  「今日一日……………家………、出ちゃダメだから。」

そ―言ってリビングの方へ歩いて行った。

ええっ………うそ………。

ヤダ………………翔くんに なんて言うのよ………。

私は、悲しくて、ベッドに横になった。

天井を見て、ボ―っと考えた。

今頃、翔くん………待ってるよね。 

えっ………じゃあ今日、翔くんの家に行けないの!?

そんなことを考えてると………涙が出てきた。

すると、リビングの方から携帯の着信音が聞こえた。

和くん………かな………。

寝室の扉は開けっぱなしだから………よく聞こえる。

和也  「うん。 茜!? う……ん……………。
    今日!?  あ………今日はちょっとダメなんだ………。
    うん………。ごめんね。 また電話するわ。」

茜ちゃん………なんで断るの………。

それに、茜ちゃんには そんなに優しい声で 話すんだね。

また……………涙が一粒………流れた。

そして取りあえず、翔くんにメ―ルを送った。

『実はさっき 熱っぽかったんだけど、なんか熱が上がって来ちゃったから

今日は学校も………家も………行けそうになくなった………。

本当に ごめんなさい。 またメ―ルするね。』

送信した………。 送信ボタンを押したとき、また涙が溢れてきた。

目をつぶって 悲しみに 暮れてると

私は いつの間にか 夢の中へ……………………。

しばらくすると、トントン……………肩を叩かれた。

んんん――、目を開けると………和くん………。

あ、そうだった………。 忘れてた。

陽菜  「まだ、いたんだ………………。」
和也  「フッ……………、そりゃ いるでしょ………。」
陽菜  「あっ、私………家出ないから………茜ちゃんのとこ行っていいよ。」

私がそ―言うと………

和也  「何!? さっきの電話………聞いてたんだ。」
陽菜  「ん………聞いたんじゃなくて、聞こえたの。」
和也  「あ―そお。 俺………茜んとこ 行っていいんだ!?」
陽菜  「えっ! うん、いいよ。 行ってあげて。」
和也  「フ―――ン。 なんか………ムカつく。」
陽菜  「ええ! なんで! 早く行ってあげなよ。」

私がそ―言って、ベッドから起き上がり寝室を出ようとした瞬間、

和くんが私の手首を掴んだ。

私は振り向かず………掴まれた手首を外そうとする。

和也  「……………行かないよ………………。」
陽菜  「ええっ!?」

私はビックリして、和くんの方へ 振り向いてしまった。

その瞬間

陽菜  「……………んんっ………………」

和くんは、自分の唇を私の唇に押しつけてきた。

陽菜  「ちょ………ちょっと、何すんのよ………。」

私が怒って言うと、和くんは黙って下を向く。

和也  「……………したくなったんだよ……………。
    仕方ねぇ―だろ………。」

和くんはそ―言うと、寝室を出て行った。

え…………何!? したくなったって…………。

私は 訳がわからずまたベッドに戻り、腰をおろした。

いつの間にか夕方になっていた。

和くん………いつまでいるのかな!?

取りあえず私は お風呂に入ろうと思い、寝室を出た。

リビングに行くと、和くんはテレビを見ていた。

くつろいじゃって…………………。

私は一言

陽菜  「お風呂 入ってくるね。」
和也  「うん………。 お供しましょうか!?」
陽菜  「けっこうです。」

私がはっきり言うと、和くんはケラケラと笑っていた。

完全に からかわれた………。

そして、私は湯船につかった………。

翔くんの事を考えた。

今頃、何してるかな………。 会いたいな………。

翔くんに 触れたいな………。

そう思うと 胸が苦しくなってきた。

すると、バスル―ムの扉が コンコン………ノックがした。

ええっ!? 何!?

陽菜  「何!? ど―したの?」
和也  「ちょっといい!? 開けて………。」
陽菜  「えっ! ダメだよ!」
和也  「………………………………」

んん!? 返事がない………。

すると その扉がゆっくりと 開いた………………………………………………。

                     つづく

このページの先頭へ