私はあなたに恋をした #14(妄想小説・櫻井翔)

和也  「フフ、 そ―ゆ―ことですよ。」

そ―言って和くんは 寝室へと行った。

私は訳が分からなかった………。

そして、私も和くんの 後を追って………寝室へと 歩いて行った……………………。

寝室に入ると、和くんがベッドに横になって、私を手招きしてる。

ん!? っと思い 近づくと

和也  「ほら 陽菜ちゃんも 横になって…………。」

あの 意地悪な顔は そこにはなかった………。

うん っと頷き 横になった。

和也  「陽菜ちゃん………いつも翔さんと 
    ここで 何話してんの!?」
陽菜  「あ………うん。 いつもは その日あった出来事を報告してるの。」
和也  「そっかぁ、じゃあ………報告して……………。」
陽菜  「う………ん………。 今日は、翔くんと和くんと茜ちゃんが泊まりに来てて、
    帰ったら相葉くんからメ―ルが来て、カフェで会って、
    そしたら、和くんと偶然会って……………今………………うううぅぅぅ…………」

私は悲しくなって 言葉に詰まってしまった………。

そぉ、今日あった事を 思い出してしまった。

翔くんとの 約束……………。

翔くんの家に行くねって………言ったのに………。

私の目に 涙が溢れてきた。

陽菜  「ねぇ……………今から…………翔くんとこ…………
    行っちゃダメ……かな………!?」
和也  「えっ………………………。」
陽菜  「お願い……………翔くんに会いたいの…………。」
和也  「ダメ………ですよ。 今日は俺が翔さんの代わり
    って言いましたよね?」
陽菜  「翔くんの代わりなんて………いないよ………
    翔くんは………翔くんしかいないの………。」
和也  「分からない人ですね…………。」
陽菜  「分からないのは どっちよ。
    なんで会っちゃいけないの………。」
和也  「へ――。 そんなこと言うんですね。
    俺を 怒らせましたね。」
陽菜  「和くん………何言ってるの!? 和くんは………
    ちゃんと茜ちゃんの事………見てあげてよ。
    私なんかに かまってないで……… 早く茜ちゃんのとこに
    行っちゃってよ……………………。」
和也  「フン……………そ―ですか! じゃあ……………
    今から………茜のとこ行ってきますよ。」
陽菜  「………………………………………」
和也  「茜を………………………抱いてきます………………。
    じゃあ……………」

そ―言って和くんは勢いよく ドアを閉め 寝室を出て………

この家を 出て行った…………………。

これで………………良かったんだよね…………………。

私は 自分にそぉ―言い聞かせた…………………………………。

でもこの時 私は気づいていなかった………胸が痛みだした事に………。

気付くと私は そのまま 寝てしまっていた。

………翔くんに会いに行く 力もなくなっていた。

ん!?  喉が痛いし………ちょっとダルイ………。

もしかして、ホントに風邪引いた!?

そ―いえば………和くん………今頃茜ちゃんとこかな―。

……………なんて 和くんなんて ど―でもいいよ。

私は明日に備え もう一度 目を瞑り 夢の中へと沈んでいった………。

朝起きると……………んん、やっぱりダルイ………。

今日も 学校休むしかないな………。

翔くんには、まだ風邪が治らないから今日も休む………

っとメ―ルだけしておいた。

するとすぐに 返信が来た。

『ゆっくり休んでね。 今日夕方 お見舞いに行くよ。

それと、旅行のことだけど、予約したから。

あ、因みに相葉くんに話したら行きたいって言うもんだから

5人でね………部屋は3つ取っといた。 楽しみだね。  翔』

だった………。

なんか嬉しくて、涙が溢れてきた。

夕方………翔くんに会えるんだ………。

そう思うだけで………胸がいっぱいになった。

翔くん………大好き…………。

すると、私はいつの間にか 眠りについていた。

ピンポ―ン………………………

私は目が覚めた。

翔くんだ……………っと思い………玄関へ走って行った。

そして ドアを開けると………

そこにいたのは 私が今 1番会いたくない人 だった…………………………。

                    つづく

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