私はあなたに恋をした #44(妄想小説…櫻井翔)

もう………朝日が　登りはじめていた………。

そ―、明日………………和くんが、家に来る…………………………。

このまま………ちゃんと　別れることが出来るのだろうか。

雅紀　　｢ごめん………翔ちゃん。　俺も　も―　我慢したくない。｣
翔　　　｢なに　言ってんだよ。｣
雅紀　　｢陽菜と………別れてくれよ………。｣
翔　　　｢イヤだよ。　ってか、呼び捨てにすんなよ。
　　　　俺の………俺の彼女だぜ………。｣
雅紀　　｢も―、違うんじゃない？　陽菜は………
　　　　俺が………好きなんだよ………。
　　　　翔ちゃん………頼むから　受け入れてくれ………。｣
翔　　　｢俺は……………認めねぇ―　ぞ……………絶対。
　　　　別れねぇ―　からな………。
　　　　お前ら２人を……………許さない。｣
雅紀　　｢……………｣
陽菜　　｢……………｣

すると翔くんは………この家を　出ていった………。

陽菜　　｢相葉………くん………？　ど―ゆ―こと？｣
雅紀　　｢あ、うん………。　実は………ニノから聞いたんだ。全部ね………。
　　　　で、俺が勝手に協力してあげるって………言ったんだ。｣
陽菜　　｢え……………全部！？｣
雅紀　　｢うん、全部………。　ど―りで、あんなキスしてたわけだ………。｣
陽菜　　｢え？　キス………？｣
雅紀　　｢旅行………で…………。｣
陽菜　　｢/////｣
雅紀　　｢フフ………あんなキス………
　　　　ちゃんと想い合ってないと………出来ないよね。
　　　　いいなぁ―。｣
陽菜　　｢え！？｣
雅紀　　｢陽菜ちゃんと………キス………。｣
陽菜　　｢！！！｣
雅紀　　｢はは………ウソだよ………。　って、ウソでもないけど………｣
陽菜　　｢え………？｣
雅紀　　｢イヤ………なんでもない。｣
陽菜　　｢そお？｣
雅紀　　｢うん。　ってか、翔ちゃん………ど―すんの？
　　　　別れないって、言ってたよ。
　　　　明日でしょ？　ニノ来んの………。｣
陽菜　　｢うん………明日なの。　ど―しよ………。｣
雅紀　　｢でも………けじめつけないとね………。
　　　　じゃないと、ニノのとこに行けないでしょ………。｣
陽菜　　｢そ―　だね。　今日しか………ないよね。｣
雅紀　　｢もう一度………翔ちゃんとこ、行こう。｣
陽菜　　｢うん………。　でも、私１人で、行ってくるから。｣
雅紀　　｢え………大丈夫？　俺が、いたほうが良くない！？｣
陽菜　　｢うん………大丈夫！　今日しかないから………
　　　　も―行ってくるよ。｣
雅紀　　｢じゃあ俺………ここで待ってようか？｣
陽菜　　｢う………ん………。　でも、いいの？｣
雅紀　　｢うん。　なんかあったら連絡ちょうだい。
　　　　すぐに行くから………。｣
陽菜　　｢相葉くん………………ありがとう。｣
雅紀　　｢うん………いってらっしゃい。｣

そして私は、翔くんの家へと………走っていった………。

この時は、まだわからなかった。

相葉くんを一緒に連れていけば良かった……………

………なんて思うことになるなんて………………………………………

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく