私はあなたに恋をした #46(妄想小説…櫻井翔)

なんか………かすかに 話し声が聞こえるけど………。

何を話してるんだろう。

誰と話してるんだろう。

すると、寝室の扉が……………ゆっくりと………開いた。

そこに 立っていたのは………和くんだった……………………

陽菜  「!!!!!」
和也  「!!!!!」
翔   「ニノ………陽菜さっ………、相葉くんのこと………好きなんだって………」
和也  「………」
翔   「ニノにさ― 、相談にのってもらおうと思ってさ。
    呼んだんだよ。 どうやったら………相葉くんとこに
    行かない………? ってね………。
    取りあえず………服、着なよ。」

最悪…………………だった。

私は………なかなか動くことが出来なかった………

和くんに…………………見られた……………………

この期間に…………1番、見せたくなかった……………この姿を………。

翔   「陽菜……………早くこっち来いよ。」
陽菜  「………」
翔   「ニノも、待ってんだから………早く………」
陽菜  「…………う………ん……………」

そして私は………取りあえず、服を着た………。

寝室に出る前、私は 相葉くんにメ―ルをした。

『今すぐ来て。 陽菜』

そして、リビングへと向かった。

翔くんの横に腰を下ろす………

取りあえず、和くんは相葉くんが助けてくれてるって分かってるんだよね。

ここは、相葉くん………………で、進めよう。

翔   「なぁ― 、ニノはど―思う?」
和也  「ど―って?」
翔   「だから、相葉くんの事………ど―やったら諦めると思う?」
和也  「え………。 う―ん、好きになっちゃったから………
    無理………なんじゃない?」
翔   「ニノ―。 なんで陽菜の味方すんだよ―。」
和也  「ヤ……味方ってわけじゃなくて………俺だったら………
    好きになっちゃたら………仕方ないかなって………」
翔   「へ――。 随分心が広いんだね。」
和也  「………」
翔   「ねぇ― 、陽菜……………ホントに相葉くんじゃないと
    ダメ………なの?」

今度は、悲しい顔をして、私の頬を擦ってきた。

ウゥ………和くんが、いるのに……………。

陽菜  「翔くん………ごめんなさい………。 私が全部悪いの。」
翔   「………俺は………こんなに好きなのに………」
陽菜  「………ごめんね………翔くん………」
翔   「陽菜の………顔も性格も身体も………全部好きなのに………」
陽菜  「!!!」

身体………なんて言わないでよ………。

翔   「ちょっと トイレ………」

翔くんは立ち上がり、トイレへ向かった。

和くんと………2人だ………。

気まずいな………………

和也  「ねぇ…………………ヤったの?」
陽菜  「!!!」
和也  「答えてよ………」
陽菜  「……………………………無理……や………り………」

私は俯いた………。

和也  「翔………………さん…………」

下を向いたまま、和くんの方を見ると、

眉間にしわを寄せて………怒ってる………

陽菜  「ごめんなさい………力………強くて………」
和也  「陽菜ちゃん………俺の事、まだ好き?」
陽菜  「当たり前じゃん。」
和也  「明日………行くからね。」
陽菜  「うん………」

ピンポ―ン……………

あ! 相葉くんかな………

私は、翔くんがまだトイレだったので、玄関へと向かった。

陽菜  「相葉くん………。 来てくれたんだ。
    実は………和くんが………いるの………」
雅紀  「え…………そ―なの? わかった、俺にまかせて!」
陽菜  「うん………」

そして、リビングへ行き………事情を知ってる私たち3人は、

翔くんが、出てくるのを待っていた…………………………………

                  つづく

このページの先頭へ