私はあなたに恋をした #50(妄想小説…櫻井翔)

雅紀  「じゃあ……………いいでしょ?」

相葉くんの得意の笑顔で そ― 言われた。

ホントに見るだけ!?

ってか、寝れるかな………。

私は、不安で不安で 仕方なかった………………………

私はその質問に答えず………キッチンへと行った。

って、なんで ついてくるのよ。

心の中で 叫ぶと……………

雅紀  「まだ 寝ないの?」
陽菜  「寝ないよ………。」
雅紀  「え―――。 も― 寝てもいいんだよ?」
陽菜  「眠くないの………」

相葉くんの方を振り向くと、頬を膨らませてる。

ふふふ、こ― ゆ― のは、かわいいんだよね。

雅紀  「ねぇ― 、俺もベッドで一緒に寝ていいの?」
陽菜  「ダメに決まってるでしょ!」
雅紀  「なんでだよ― 。 寝顔見るんだから 一緒じゃないと。」

…………………………子供みたい…………………………

陽菜  「も―、知らない。」
雅紀  「へへへ………ヤッタ―。」

明日………やっと 和くんに会える。

何時に来るのかな!?

そ― 言えば、聞いてなかった。

でも、一日中………待っていよう………。

私は、洗い物をしながら そんな事を考えていた。

雅紀  「陽菜―。 これって翔ちゃんの?」

そう言って、私にグレ― の短パンを見せてきた。

陽菜  「あ………うん、そ― だけど?」
雅紀  「じゃあこれ、借りるよ―。」

そ― 言って、リビングで ジ―パンを脱ぎ始めた。

思わず……………

陽菜  「ええええ!!!!!」

声をあげてしまった………

雅紀  「え………なに? 大きい声だして?」
陽菜  「え………向こうで、履きかえれば?」
雅紀  「え………別に い― じゃん。 なんか問題でも?」
陽菜  「イヤ………いいや……………」

私は、視線を 洗い物の方へ戻す。

すると、後ろに気配が…………………振り向くと

陽菜  「!!!」

ボクサ― パンツ姿の相葉くんだった。

陽菜  「ちょっと、 短パン履いたんじゃないの?」
雅紀  「え……、履こうと思ったら 呼びとめるから。
    何かな― っと思って………。」
陽菜  「いえ…………何もないです。
    早く履いて下さい。」
雅紀  「何もなかったの? ホントに?」
陽菜  「ホントです。 それより早く履きなさい。」

すると相葉くんが、顔を覗きこんできた。

雅紀  「なに? 意識してんの?」
陽菜  「………してない………」
雅紀  「ふふ………でも、顔赤いよ。」
陽菜  「………………帰る………………?」
雅紀  「あ――、ウソ ウソ………。」

ハハハ………また気が抜けた……………。

すると相葉くんは、リビングへ戻り、急いで短パンを履いていた。

時計は、1時をさしていた。

そろそろ寝ないとな―。

私は、寝室の方へ向かって歩き出した。

って、また………………ついてくる…………………。

ベッドに横になり、目を瞑った。

が………視線が気になって………寝れないじゃんか。

パッと目を開けると、相葉くんがこっちを向いてて、

肘をついて、手を頬に添え………見ていた。

                 つづく

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