恋の居場所 #15(妄想小説…二宮和也)
和也 「俺………まだ寝ない………」
陽菜 「え―、なんでよ―。 寝ようよ―。」
和也 「………まだ寝ないっていうなら………寝室行ってもいいよ。」
陽菜 「え? 寝ないのに、寝室? わけわかんない………」
和也 「わかんないなら………教えてやるよ。」
すると、和くんは私の手を握り………寝室へ向かった。
ベッドに押し倒され………上にまたがられる。
上から和くんに、見下ろされ………
和也 「こ―ゆ―ことだよ………」
そ―言うと、 唇を重ねてきて………深く………深く………侵入してきた。
色んなとこに………………深く、入ってきた…………………
翌朝………
私は………あのまま眠ってしまってたみたい………
横には、和くんが………いない………………
寝室を出ると、 いた。
和也 「おはよう。」
陽菜 「おはよう。 早いね?」
和也 「ぐっすり寝れたからね―、陽菜のおかげ……………」
陽菜 「え………、私は………別になにも………」
和也 「なにも―? じゃあ、何したか言ってあげようか?」
陽菜 「イヤ………いいよ―、 もぉ、朝から……………」
和也 「ククク……………」
朝から、ホント恥ずかしい……………………
自分で言ってて恥ずかしくないのかな?
さて、準備しないと………。
私が準備を進めてると、後ろから、
和也 「俺さ―、今日休みなんだよね?」
陽菜 「ええ! そ―なの? もっと早く行ってよ。」
和也 「え………早く言ってたら、なんか変わってたの?」
陽菜 「イヤ………別に、そ―ゆ―わけじゃないけど………」
和也 「……………俺……このまま家に居ていい?」
陽菜 「え………でも、私………帰るの遅いよ?」
和也 「なんで………?」
陽菜 「なんでって、昨日言ったじゃん。 潤くんと石原さん…………」
和也 「あ―。」
陽菜 「で、私は、明日休みだし……………何時に帰るかわかんない。」
和也 「でも………待ってるよ。」
陽菜 「でも、何もすることないでしょ?」
和也 「ん――。 陽菜の事、考えとくよ………」
陽菜 「イヤ………そ―じゃなくてさ……………。
もしかしたら………帰んないかもしんないよ?」
和也 「え……………、何言ってんの?」
陽菜 「朝まで、飲むかも………」
和也 「そ―ゆ―こと………………か………って、飲むの?」
陽菜 「う……ん…………。 だって、付き合いだし………
ちょっとだけね………………?」
和也 「女の先輩だよね? その石原さんて人……。」
陽菜 「うん。 そ―だけど………。」
和也 「で、石原さんは………あいつのことが好きなんだよね?」
陽菜 「うん………。 それが何? って、潤くんだから!」
和也 「はいはい。 ん――、飲みすぎるなよ。」
陽菜 「うん………。 だから………帰った方がいいよ?」
和也 「俺………ここにいちゃダメ?」
もぉ―――!!!
そんなかわいい顔して言われたら………これ以上言えないじゃん。
でも、ホントに何もすることないのに………。
陽菜 「その代わり………私を、待たないでね。」
和也 「ん――、でも、電話くらい するかも―。」
陽菜 「………ま、出れたら出るよ。」
和也 「イヤ………絶対出てよ。」
陽菜 「ふふ………だから、出れたらね。」
和也 「何がおかしいんだよ………」
和くんはそ―言うと………腕を引き寄せ、私を抱きしめた。
和也 「電話…………………出ろよ………………………。」
つづく