恋の居場所 #17(妄想小説…二宮和也)

潤   「フ――ン。 何でもいいんだ………。 じゃあ、いいよ。」
陽菜  「ありがとう。」
潤   「じゃあ、早速だけど、今日の夜………朝まで付き合ってよ。」
陽菜  「え……………………………」
潤   「何でもいいんでしょ?」
陽菜  「あ…………でも………朝………まで………?」
潤   「それぐらい、聞いてくれたっていいでしょ―。
    明日、休みなんだし……………」
陽菜  「え………………。 今日じゃなきゃダメ?」
潤   「うん………。 今日がいい。」
陽菜  「………」
潤   「じゃないと、バ―ベキュ―行かないよ?」
陽菜  「え……………。 じゃあ、分かったよ。」

私は、仕方なく承諾した。

後で、和くんにメ―ルしないと………。

そして会社に戻り、午後の仕事を済ませる。

あ、和くんにメ―ルしとこう。

私は、椅子に座ったまま、なんて打とうか考えていた。

潤   「陽菜! ほら、行くよ。」
陽菜  「え………、あ、ちょっと待って。」

私は、急いで文字を打つ。

『今日は帰るの朝になる。 陽菜』

それだけ、送信して私は、潤くんの後ろをついていく。

和くん……………ごめんね。 後で、電話しよ………。

潤   「あ、石原さん。 行きましょうか。」
石原  「潤くん……………。 行こっか………。」

石原さんが、私の近くによって来て、小声で

石原  「陽菜ちゃん、今日はありがとう。」
陽菜  「いえ………。 楽しみましょうね。」
石原  「うん。」

そして、潤くんお勧めの居酒屋へ行く。

私は石原さんと隣同士で、私の前に潤くんが座る。

適当に注文し、乾杯をして………少しづつつまみながら、会話をする。

潤   「石原さんって、彼氏いるんですか?」
石原  「え、いないよ………。」
潤   「じゃあ………好きな人はいます?」
石原  「あ………いるよ………。」
潤   「へ―。 そ―なんですか、どん人ですか?」

あなたですよ―って、言いたいけどね………ふふ。

石原  「ん―。 優しくてかっこよくて仕事が出来る人よ。」
潤   「ええ! そんな完璧な人、いるんですか?」

だから………あなただって………………、ふふ。

心の中で、突っ込んでると………笑っちゃいそう………。

石原  「いるんだよね―、そんな人が………」
潤   「へ―。 そ―なんですか。」
石原  「ってか、潤くんは? 彼女いるの?」
潤   「いえ、いませんよ………。」
石原  「じゃあ………好きな人は?」
潤   「………いますよ………………」

お! 石原さんだったりして……………顔をあげると、

潤くんと………目が合った……………………………………………………

                  つづく

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