恋の居場所 #22(妄想小説…二宮和也)

陽菜  「わかったよ………。 だから返して。」
潤   「りょうか―い!」

そして、携帯を返してもらって、2時間後………私の家に向かった………

鍵を開けて、潤くんを家にあげた。

和くん………寝てるかな?

潤   「おじゃましま―す。」
陽菜  「あ………! 起きてたの?」
和也  「うん………。 ってかなんで?」

和くんが、潤くんの方を指さす。

陽菜  「あ、バ―ベキュ―行く前に、ちゃんと挨拶しときたいって………」

機嫌………よくしてよ………?

和也  「へ―。 真面目だね………」
潤   「まあ………。」
陽菜  「ああ―、で……………こっちが和くん………」

潤くんは、ソファ―に腰をかける。

私も、その隣へ………座った。

潤   「和くん………………」
和也  「え………、俺の事………和くんって、呼ぶつもり?」
潤   「あ………、紹介が………和くんだったから………」
陽菜  「いいよ………。 和くんでもいいし、和でもいいし………」
潤   「じゃあ………和でもいい?」
和也  「別にい―けど………。 じゃあ俺も………くん つけないよ?」
潤   「え、俺の名前 知ってんの?」
和也  「あ―うん。 陽菜がよく、口にしてるから………。」
潤   「え………、そ―なの?」

潤くんが、こっちを向く。

陽菜  「うん………。」
潤   「へ――。」

ん? なんかニヤついてる………?

すると、和が………私のほうを向いて、

和也  「陽菜………ちょっと………」
陽菜  「ん? なに………」

そ―言って、和くんは寝室へ向かったので、私は後ろをついていく。

陽菜  「あ、潤くん………ちょっと待っててね。」

それだけ言うと、寝室に入った。

バタン………ドアが閉まる。

和くん………なんだろう。

和也  「陽菜……………何やってんの?」
陽菜  「え? なにがよ………。」
和也  「ホントに………俺に挨拶が理由でここに来たと思ってる?」
陽菜  「うん。 そ―だよ。」
和也  「ったく………。 信じらんねぇ―。」
陽菜  「え! 何よ………。 ただの挨拶じゃん。」
和也  「俺は男だから………男の気持ちがわかんの!」
陽菜  「???」
和也  「……………」

和くんが………ため息をついた。

和也  「ってか、挨拶したんだから、帰るでしょ?」
陽菜  「ええ! 早くない? お茶でも出すよ…。」
和也  「なに………、まだいてほしいの………?」
陽菜  「いや……そ―じゃなくて、追い出すみたいじゃん。」
和也  「い―じゃん。 俺がいるんだから。」
陽菜  「そ―ゆ―問題じゃないでしょ?」
和也  「……………陽菜………。 キスしてよ。」
陽菜  「え! なんで今よ。 後でね。」
和也  「今がいい………」
陽菜  「だって、潤くん待ってるじゃん。」
和也  「うん。 だから今がいい………」
陽菜  「はぁ? だから………」

そ―言いかけた時、和くんが私を引き寄せた。

私を抱きしめ………耳元で、

和也  「今がいい………」

え………、なんか恥ずかしい………。

ドキドキするんだけど………

すると、和くんは唇を重ねてきた。

私は静かに受け入れた。

すると、和くんの手が………服の中に入ってきた。

潤くんが………そこにいるのに………………………………

              つづく

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