恋の居場所 #42(妄想小説…二宮和也)

翌朝………。

陽菜  「んん………。 なんか………ダルイな。」

ちょっと、熱 測ってみよっ。

陽菜  「ええ! 38度もあるじゃん!」

ハァ―、 今日は 休むか……………。

私は、会社に電話して、休む許可をもらった。

取りあえず、寝よ。

RRRRRRRRR♪

んんっ? 電話? 誰だろう………。

陽菜  「ん………もしもし………」
潤   「あ、陽菜? 今日休んだんだ。 
    もしかして、昨日の俺のせいで風邪引いた?」
陽菜  「イヤ………そ―じゃないよ。 
    私の体調管理が、悪かったの。」
潤   「俺………仕事終わったらお見舞い 行くわ。」
陽菜  「え、いいよ。 寝てれば治るよ。」
潤   「薬とか……………持ってくよ。」

すると、電話は一方的に切れた。

薬か………確かに、なかったかな。

最近、風邪引いてなかったしな。

取りあえず、 もう1回 寝よ。

RRRRRRRRRRR♪

んんっ………? また……誰……?

陽菜  「はい………もしもし?」
和也  「あ、おれ………。 って、寝起きの声?」
陽菜  「あ、うん。 そ―なの、風邪 引いちゃって………。」
和也  「え、そ―なの? 電話しろよ………。」
陽菜  「ごめんね………。 ずっと寝てたの………。」
和也  「あのさ、明日の夜 行こうと思ったんだけど………」
陽菜  「うん、明日の夜ね。 オッケ―。」
和也  「………大丈夫? お見舞い、行こうか?
    明日も仕事だからちょっとしかいれないけど………。」
陽菜  「イヤ………いいよ、いいよ。」
和也  「え、何焦ってんの? 普通、会いにきて―とか、言わない?」
陽菜  「え、だって………仕事だし、悪いよ。
    それに私………寝てると思うし………」
和也  「ん――。 イヤ、顔だけ見に行くわ。 心配だし。」
陽菜  「え………。 う……ん………、わかった………。」
和也  「じゃあ………後で………」
陽菜  「うん………。 あ、何時ころかな?」
和也  「イヤ、それはわかんないよ。」
陽菜  「そっか………、わかった。 寝てたらごめんね。」
和也  「うん、出なかったら 電話するよ。」
陽菜  「うん、じゃあ………後で………。」

私は電話を切った。

え……………、どうしよう。

って、お見舞いだからいいのかな? 潤くん………。

2人とも………仕事終わってからって………

何時かわかんないし………。

しばらくすると、

ピンポ―ン………インタ―フォンが、鳴った。

            つづく

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