恋の居場所 #48(妄想小説…二宮和也)

ゆっくり………時が流れた。

唇が離れると、

和也  「さっきの続き……………しよっか………?」

和くんは、私をソファ―の上に座らせた。

陽菜  「え………?」
和也  「今日は、ここがいい………」

私は、小さく頷き………和くんの言うとおりにした。

いつもと違う場所………。

さらにドキドキが、増した。

そして……………………重なり合った。

私たちは、ソファ―に座り、テレビをつけた。

和也  「ねぇ、ピアス………つけてみてよ。」
陽菜  「うん………」
和也  「あ、待って。 俺がつけてやるよ。」

そ―言って、ピアスを持ち、私の耳につける。

陽菜  「どお?」
和也  「うん………。かわいい。」
陽菜  「ふふ………。 ありがとう。」
和也  「明後日さ、これ つけてきてよ。」
陽菜  「ん? バ―ベキュ―の時?」
和也  「そ―。 つけてきて。」
陽菜  「うん、わかった。」

私もなにか………和くんにプレゼント、あげたくなったな。

何がいいかな………?

また、考えよっ。

陽菜  「あ!そうだ! 聞きたいことがあったの。」
和也  「え、なに?」
陽菜  「コテ―ジってさ………、部屋何個?」
和也  「あぁ、バ―ベキュ―の?」
陽菜  「そうそう。」
和也  「部屋ね……………一つ……………」
陽菜  「ええ?」
和也  「え? 一つだけど?」
陽菜  「ええええ!」
和也  「ふふ、なんだよ………。 1LDKだよ。」
陽菜  「ど……ど―やって、寝るの?」
和也  「………俺と、陽菜が………?」
陽菜  「え、みんなだよ………。」
和也  「4人で寝る? イヤ………か?」
陽菜  「………そりゃ、2人がいいけど………」
和也  「じゃ………俺ら、リビングで?」
陽菜  「えっ? 寝れないよ。」
和也  「ふふ………。 じゃあ、4人じゃない?」
陽菜  「………瞳ちゃんも……一緒……?」
和也  「う―ん。 一緒………。」

私が俯くと、

和也  「………潤は………一緒?」
陽菜  「え………」

思わず、顔をあげた。

和也  「それと同じことでしょ?」
陽菜  「あ………そっかぁ………」
和也  「ど―してもイヤなら………リビングで?」
陽菜  「和くん!!!」
和也  「ククク……………」

お腹抑えて、笑ってる………笑い事じゃないんですけど………

陽菜  「あ! でも、潤くん………
    瞳ちゃんと2人は嫌だって言ってたよ。」
和也  「え………そんな話してたの?」
陽菜  「うん。 ダメ………だった?」
和也  「イヤ、ダメじゃないけど。」
陽菜  「私はね、和くんと一緒の部屋がいいって言ったの。
    そしたら、初対面の人とは一緒の部屋は無理だって。」
和也  「ん………、まぁ、それはわかるけど………。」
陽菜  「……………。やっぱ4人一緒かな?!」
和也  「うん………。 俺は陽菜の横にいるから、安心しろよ。」
陽菜  「うん! 私も、和くんから離れない。」

和くんは、ニコッと笑って頭を撫でてくれた。

この言葉に安心したら、眠くなってきちゃった。

和くんと………一緒にいれる。

翌日。

陽菜  「和くん、おはよう。」
和也  「おはよう、陽菜。」
陽菜  「今日休みでしょ? まだいる?」
和也  「イヤ、旅行の準備しないと………。」
陽菜  「そっかぁ、明後日だもんね。 って、私もまだだし。」
和也  「仕事終わったら、しなよ。」
陽菜  「うん。」
和也  「あ、そうだ。 明後日さ、潤に車出せるか聞いてくれる?」
陽菜  「え………?」
和也  「ほら、俺のさ………今修理に出してるからさ。」
陽菜  「あ………そっか………わかった………。」

潤くん……………と話さなきゃいけない。

告白されたことが、頭をよぎった。

この時、和くんの口から 潤くんの名前を出されて、ドキッと………した………

           つづく

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