恋の居場所 #57(妄想小説…二宮和也)

和くんが、また……………支えてあげてる。

ってか、1人で歩けないの………? 隣なのに………

そして、その扉が バタンと閉まった…………………………

ええっ、中に入っちゃった………

私がキョロキョロしてると、

潤   「………すぐ出てくるよ。」
陽菜  「えっ? う……ん………」

なんか潤くんには、いつも気持ちがバレてるな………

そして、パスタを3人分並べた。

瞳ちゃんのは、お皿に取っておいた。

私と潤くんは、席に着き、和くんを待つ。

ってか………遅くない?

潤   「………、何してんだ?」
陽菜  「さあ―?!」
潤   「見てこようか………?」
陽菜  「ううん………いいの………」
潤   「………無理すんなよ………」
陽菜  「ありがとっ………でも、大丈夫。」

ガチャ………扉が開いた。

潤   「何やってたんだよ………」
和也  「えっ………、寝るまで、待っててって………」
潤   「で………寝るまで待ってたの?」
和也  「うん。 えっ、なに?」
潤   「イヤ………1人、不安なやつがいるから………」

ええっ………恥ずかしいじゃん。 言わないでよ。

和くんが私の方を見た。

陽菜  「ハハハ……………大丈夫だから。」

笑うしかないじゃんか………。

和くんが、私の横に座る。

ジッと見てくんだけど………、恥ずかしいからやめてよ。

和也  「心配した………?」
陽菜  「……………うん、ちょっとね………」
和也  「ホントに、待ってただけだから………」
陽菜  「うん、わかってるって。 冷めちゃうから、食べよ。」

そして3人、無言で食べ終わった。

潤   「まだバ―ベキュ―まで、時間あるから
    それまで、自由にする?」
陽菜  「うん、そ―だね。」

って、私はどうしようかな………。

和くんは、ソファ―に横になってる。

もしかして、動く気ない?

散歩とかさ………

あっ、隣の部屋の瞳ちゃんの様子、見に行ってみよ。

部屋をノックして、開けると、

瞳ちゃんは、眠っていた。

車酔い………ましになったかな?

寝れてるなら、きっと大丈夫だよね。

私は、しばらく横に座って、瞳ちゃんの寝顔を見ていた。

瞳ちゃんは……………和くんが、好きなのかな?

陽菜  「瞳ちゃん……………和くんが………好き?」

なんて………寝てるから、聞けるんだけど。

すると、

瞳   「……………………………好きだよ…………」

          つづく

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