私はあなたに恋をした #45(妄想小説…櫻井翔)
そして私は、翔くんの家へと………走っていった………。
この時は、まだわからなかった。
相葉くんを一緒に連れていけば良かった………………
………なんて思うことになるなんて………………………………………
ピンポ―ン………
翔くんの家のインタ―フォンを鳴らす。
ガチャッ………
翔 「陽菜………なんで来たの?」
陽菜 「え………」
翔 「………………俺に会いにに来たの?」
陽菜 「ちが………」
そ― 言おうとすると、翔くんは私の手首をグッと掴んで
寝室のベッドに押し倒された………。
陽菜 「ちょ……ちょっと、ヤメテよ。」
翔 「それは………こっちのセリフだよ。
相葉くんなんて…………やめろよ。」
すると、強引に唇を重ねてきた。
それは………愛なんて感じない………ヤケクソになった………キス。
1人で………来るんじゃなかった………。
相葉くんに、心配かけずと………強がってみたのに…………
翔くんを押しても ビクともせず………私は自分の力を………抜いた。
そして、そのまま私は………………………………………………………………
私は、放心状態で………………涙も出なかった。
もう何がなんだか分からなくなってきた。
これが、自分のしてきたことの罰ならば………受け入れるしかない………
でも、神様が 少しでも私の味方をしてくれるなら………
きっと…………………………ここから抜け出せる。
翔くんは、私に不気味な笑みを見せ………寝室を出ていった……………。
私はまだ………動けないでいた。
じっと………じっと………天井を見ながら………和くんのことを考えていた。
すると、 ピンポ―ン………………
え……………誰か来た……………。
私………こんな状態………なのに………
でも、寝室には来ないか………。
そのまま また天井を見つめていた。
白いシ―ツを1枚だけ被った状態で……………。
なんか………かすかに話し声が聞こえるけど………。
何を話してるんだろう。
誰と話しているんだろう。
すると、寝室の扉が……………ゆっくりと………開いた。
そこに立っていたのは………和くんだった………………………
つづく