私はあなたに恋をした #52(妄想小説…櫻井翔)
食材を買い………家までの 道を歩く。
早く 会いたいな―。
家に着き、鍵でドアを開けようとすると、
ドアが 開いていた…………………
なん………で……………?
私は、恐る恐る部屋に はいる。
リビングには、誰もいない。
あ………相葉くん………まだ寝てるのかな!?
寝室の扉を開けた………
すると、ベッドに腰をかけた………………翔くんがいた。
陽菜 「え……………………」
翔 「おかえり、陽菜。」
陽菜 「なに……してんの?」
翔 「え――。 もぉ―お泊りで……す……か?」
相葉くんは、私たちの声にビクともせず、まだ眠っていた。
こんな時に……………
陽菜 「別に……………いいじゃ……な…い……………?」
翔 「もぉ―、俺は 彼氏じゃねぇ―もんな。
ほら………、合鍵………返しに来た。」
陽菜 「そぉ―。」
和くんではなく………相葉くんがいる時で、良かった。
って……………ええ……………?
和くん さっき確かメ―ルで………翔くんといるって……………。
もぉ―、帰ったって事?
それとも………
翔 「俺の荷物………持って帰っていい?」
陽菜 「あ………うん。 わざわざ ありがとう。」
翔 「う……ん………。 顔 見たかったからさっ。
まさか相葉くんがいるのは 予想外だったけどね。」
翔くんは、何かを 確かめるかのように 相葉くんが
被ってる 布団をペロンと めくる。
翔 「え! 俺のじゃん。」
陽菜 「あ………ごめんね………他になかったから………。」
翔 「…………あげるよ…………
相葉くんが履いたやつ………履きたくないし………」
陽菜 「……………ごめん……………」
すると、
ピンポ―ン………
ええ………………!!! まさか…………!?
翔 「え! 誰!? ………俺が見てきてやるよ。」
陽菜 「え………………いいよ………。」
翔 「遠慮すんなって………。 も―こんなことしてやれないんだから。」
陽菜 「え………いいのに………。」
翔くんは、歩き出すと、止まってくれない。
私も、後ろをついていく。
どうしよ……どうしよ…………。
ホントに、ヤバイ…………………。
バレたら、相葉くんの演技が 水の泡………。
翔 「は―い。 どなた?」
翔くんが、扉を 開けた……………。
陽菜 「!!!!!」
やっぱりだ……………………………………間が悪い……………………………
翔 「え…………………。 なんでニノがここに?」
和也 「え……………………。 翔さんこそ………なんで?」
翔 「俺は、合鍵………返しに。 ついでに荷物も。
で………なんで?」
和也 「………」
陽菜 「と……と……取りあえず…………………入る?」
和也 「あ……………ああ………入ろっかな―。」
翔 「う……ん……。 まぁ………取りあえずね。」
そして、リビングへ 私たちは、移動した。
座ったと同時に………寝室の扉が 開いた………。
雅紀 「ん―――、陽菜………ニノ………まだ来てない?」
眠そうな目を 擦りながら そ―言った……………………………………
つづく