恋の居場所 #25(妄想小説…二宮和也)

潤   「風、冷たいな………。 寒くない?」
陽菜  「ん―――。 まぁ………」

そ―言った瞬間、潤くんに………抱きしめられた……………………

陽菜  「あ………どうした……の……?」
潤   「あ――、俺が………寒いわ―。」
陽菜  「………大丈夫? 風邪ひいたんじゃないよね?」
潤   「ひいた……………って言ったら………どうしてくれんの?」
陽菜  「え………。 あ、看病くらい、するよ。」
潤   「マジ? あ―――、風邪……ひいたかも………。」
陽菜  「え………、ウソでしょ?」
潤   「………ばれてる?」
陽菜  「それくらい、わかるよ―。」
潤   「ハハハ………他はわかんない事多いのに………」
陽菜  「え………?」
潤   「イヤ………。 でも今度風邪ひいたら、マジで看病してよ。」
陽菜  「うん。 お見舞い行くよ。」
潤   「うん………。 家、来てよ。」
陽菜  「うん。 お見舞いね。」
潤   「………うん。」
陽菜  「じゃ………私、そろそろ戻るよ。」
潤   「ねぇ………。」
陽菜  「うん?」
潤   「和のこと………好き………?」
陽菜  「うん。 好きだよ。」
潤   「だよね。 じゃあ、戻ってあげて?」
陽菜  「うん。 じゃあまた会社で………」
潤   「うん。じゃあね………、陽菜。」

潤くんは、私に背を向けて帰って行った。

さて………部屋に戻ろう………。

ドアを開け、リビングに行く。

和也   「おっせ―な―。 何やってたんだよ。」

私は、和くんの隣に座る。

陽菜  「何って、見送る以外に何があんのよ………。」
和也  「さあ―? だから、それを聞いてんだけど………。」
陽菜  「………」

私は、キッチンにお茶を片づけに行った。

ってか、もう朝だし………。

6時過ぎか………。

そして、リビングへ戻る。

和也  「………寝る………?」
陽菜  「うん。 寝るよ。」

私は、寝室へ向かった。

パジャマに着替えよう。

シャワ―は、起きてからにしよう。

すっごく疲れちゃった。

そして、ベッドに入る。

和也  「俺も、寝よ―。」
陽菜  「あ、そ―言えば、和くんもあんまり寝てないよね?」
和也  「………誰かさんのせいでね………」

え………、私って、言いたいの?

………無視しよう。 っと思ったけど………

陽菜  「ごめんね………。 ゆっくり、寝て。」

そして私は、和くんに背を向けて、目を瞑る。

和也  「ほんとなんだね………。」
陽菜  「え? なにが………?」

私は、顔だけ、和くんのほうへ向ける。

和也  「触れなくていいって……………」

あ………忘れてた………。

でも、これが、正解でしょ?

陽菜  「うん………。 そうゆう約束でしょ?」
和也  「あ、そぉ―。」

私は、再び顔を元に戻し、目を瞑る。

眠くなってきた………意識が………とお……の……

!!!!!!

きそうだったのに、目が覚めた!

私のお尻に………和くんの手が、触れてきた…………………

   
            つづく

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