私はあなたに恋をした #19(妄想小説…櫻井翔)

茜   「う……………ん……………。 もしかして………他に好きな人がいるのかな………。」

え……………………でも、和くん………茜ちゃんの事 真剣に考えるって 言ってたよね。

私はこの時………この疑問をずっと 胸に抱えるなんて 思ってもいなかった。

そして旅行当日。

私は翔くんが迎えに来るのを待っていた。

確か私………最後だよね。

すると、翔くんから 着いた っと電話が。

私は急いで 翔くんの車まで走った。

ん!? 助手席には………相葉くんが座ってた………。

………だから私は 後ろの扉を開けた。

すると、奥には茜ちゃん………その隣に和くん………。

って、私なんで和くんの隣!?

相葉くん………普通後ろじゃない?

あ………そういうことに 気付いてないのかな………。

私はそんな事を思いながら………和くんの横に座る。

翔   「ごめんね、陽菜。 助手席………相葉くん座っちゃった。」
陽菜  「あ、うん。 全然いいよ。」
雅紀  「え!? ………何?」
和也  「なんでもないよ。 ほら あなた 前向いときなさい。」

フン………なんでもないって………なんだよ。

私はチラッと横を向いた。

ってか、和くん………あの日茜ちゃんの家行ったんだよね?

それに、和くんの家にも………行ってたよね………?

!!!!!!!!!!

和くんと………目が合った。

すると、和くんが 私の方へ少し身体を 近づけ

誰にも聞こえないような 小さな声で

和也  「何? 俺に見とれてたの?」

私は無視した………。 みんないるし………。

すると、今度は 肘を ツンツンしてきた。

もお、何なの!?

私は和くんの耳元に近づき

陽菜  「ヤメテ………」

一言だけ言った。

和くんは、口元を押さえながら 笑いをこらえてる………。

すると………

翔   「何? ニノ。 なんで笑ってんの?」
和也  「え……イヤね………陽菜ちゃんが…………………。」

ええ、何よ………。そこで説明やめる?

ってか、私なんにもしてないし………。

翔   「え………。 陽菜? ど―したの?」
陽菜  「えっ! 私………何もしてないよ………。」
翔   「もお――。 なんだよ―2人して―。」

私は和くんを 睨んだ………。

翔くんに 変に思われたらどうすんのよ。

すると和くんは………茜ちゃんに見えないように

私の手を ギュッと握った………。

そして、目が合った…………………。

ううぅぅぅぅ、何これ………。

私………どうしたらいいの?

視線を 前に戻して、そのまま手を 振りほどいた………。

翔くん………気付いてないよね?

そして何時間が立ち、目的地に着いた。

そこでは動物に触れあったり………ランチしたり………

ゲ―ムしたり……………みんな とても楽しんだ。

翔   「ちょっと早いけど、宿行く!?」
雅紀  「うん、行こう行こう。」
翔   「あ、相葉くん………今度は後ろ乗って。
    陽菜………。」

私は翔くんに手招きされ、助手席に乗るように言われた。

そして、私たちは出発した。

翔   「ねぇ陽菜。 今日は部屋で2人でゆっくりしようね。
    絶対だよ。」
陽菜  「うん。 私もそうしたいなって思ってたの。」

そう言って、運転する翔くんの横顔を眺める。

それと同時に………後ろの席から視線が……………。

その席は、和くんでしょ。

私は気にせず………前を向いた。

和也  「翔さん……………。 夜さ………、そっちの部屋で皆で飲もうよ。」
翔   「え…………。夜は俺………陽菜と2人になりたいんだけど?」
和也  「………飲んだ後でも、2人に なれんじゃん。」
翔   「え―――まあ、そうだけどさ―――。」
和也  「ちょっとだけだからさ………。 相葉さんも1人は 嫌でしょ?」
雅紀    「お、ニノ。 いい事言うね―。 翔ちゃん、お願い。」
翔   「え―――も―、じゃあ、ちょっとだけだよ………。」
雅紀    「イヤッタ――――! 超楽しみ―。」
和也  「………フフフ………」

なんで……………そ―なるのよ………。

私が下を向くと………

翔   「陽菜………。 ごめんね。 早く酔わせて 部屋に帰らせるから。」

そ―言って、左手で私の手を 握ってくれた………………………………

                     つづく

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