恋の居場所 #01(妄想小説…二宮和也)
※このお話は『私はあなたに恋をした』の和と陽菜の続編です。
あれから半年が経った………。
私と和くんと翔くんと相葉くんは、大学を卒業して、
それぞれ、就職した。
私は、毎日パソコンで、伝票を打ったり、電話受け付けをしたり、
毎日、慌ただしく働いている。
って言っても、まだ1カ月の新人。
和くんは、なんと相葉くんと同じ職場らしい。
2人とも………営業の仕事をしている。
翔くんは……………ハッキリとはわからないけど、
何か………教えてるらしい。
私は、1人で……………残業していた。
今日は、伝票整理がいつも以上にあって………
陽菜 「ハァ― 、ってか 残業は………疲れるな………。」
って、独り言………。 つい、出ちゃったよ。
私は、椅子に座ったまま 背伸びをした。
陽菜 「ンン―――――。」
「おつかれ………、終わった?」
後ろから声が聞こえたので、振り向くと、
陽菜 「あ― 、潤くん。 終わったよ。」
潤 「はい、これ。 コ― ヒ― でも飲んで。」
陽菜 「あ、ありがとう。 ところで潤くんは、何してたの?」
潤 「俺………? ん――、ウロウロ?」
陽菜 「え? ウロウロ………?」
潤 「うん、ウロウロ! 他の階の仕事場を………
ウロウロ………見てた。」
陽菜 「へ― 、仕事熱心だね。」
潤 「まあね………。 じゃあ、行く?」
陽菜 「うん。 そ― だね。」
潤くんは、唯一 私と同じ日に入社した人。
しかも、同い年で、すっごく話しやすくて仲良しの友達。
信頼ある 同僚。
潤 「ねぇ、 も― 帰んの?」
陽菜 「うん、 そのつもりだけど?」
潤 「腹………減らない?」
陽菜 「う……ん………。 まぁ、少しは……………。」
潤 「よし。 じゃあ、どっかで ご飯でも食べようよ。」
陽菜 「うん。 いいよ―。」
何が食べたい? どこの店に行く?
そんな話をしながら、会社の玄関を出ると、
……………………………………………和くんが、待っていた………………………………………………………
つづく