恋の居場所 #18(妄想小説…二宮和也)

石原  「じゃあ………好きな人は?」
潤   「………いますよ…………………」

お! 石原さんだったりして……………顔をあげると、

潤くんと………目が合った…………………………………………………………………

!!!!!!!

陽菜  「なに? なんか顔についてる?」
潤   「ついてんじゃない?」
陽菜  「え! なにがついてんの?」
潤   「鏡、見たら?」

ええ……………、なんか急に冷たくない?

何が、ついてるかくらい、教えてくれればいいのに………

陽菜  「じゃあ………お手洗い行ってくる。」
石原  「大丈夫? 酔ってんじゃない?」
陽菜  「いえ………。 大丈夫です。」

私は、お手洗いに行き、鏡を見る。

え…………………、何もない?

まさか………潤くん、嘘ついた?

でも………なんでよ………。

まぁ、いいや。 和くんに電話でもしよっ。

私はお手洗いを済ませ、席には戻らず店の外に出る。

やっぱ外は、ちょっと風が冷たいな。

でも、気持ちいぃ―。

そして和くんの番号を押してる時、

潤   「帰ったかと思った……………」
陽菜  「え………?」

私が、後ろを振り向くと、少し恐い顔をして、潤くんが立っていた。

潤   「なにやってんだよ………。」
陽菜  「彼に電話しようと思って……………」
潤   「なんで今、すんの?」
陽菜  「え………理由は、ないけど………」
潤   「今しなくても、いいでしょ。 さ、入れよ。」

私は店の中へ追いやられた。

やっぱりなんか………怒ってる?

私……………なにもしてないよね?

そして席につく。

石原  「陽菜ちゃん、大丈夫?」
陽菜  「大丈夫ですよ―。 さ、飲みましょう。」

私は、お酒を追加注文した。

潤   「陽菜………飲み過ぎんなよ。」
陽菜  「大丈夫です!」

なんか………イライラが止まらない。

こんな状態で、朝までいるつもり………?

そして時計は、11時になった………。

私たちは、この店を出て、

石原  「今日はありがとう。 陽菜ちゃん、一緒に帰る?」

え………私は、潤くんの顔を見る。

超、睨んでるし………

ってか、3人で朝までじゃないの………?

潤   「あ、俺 陽菜と同じ方向なんで、送っていきますよ。」

!!!!!

石原  「そ………お………?」
陽菜  「え――、私は、1人で帰るよ―。」

すると、潤くんがまた睨む。

潤   「酔ってんじゃん。 やっぱ送るよ。」
石原  「ふふ………その方がいいみたいね………よろしく。」

ってか、そんな酔ってないし………。

石原  「陽菜ちゃん、また来週ね。 潤くん、今日はありがとう。」
潤   「こちらこそ………石原さんも気をつけて………」

そ―言うと、石原さんは私たちに背を向けて、帰っていった。

陽菜  「さて………帰りますか………」
潤   「はあ? 今日は約束だったでしょ………」
陽菜  「あ…………覚えてたんだ…………」
潤   「当たり前じゃん。 

    今日は………………帰さないから……………………………………」

                つづく

このページの先頭へ