恋の居場所 #26(妄想小説…二宮和也)

眠くなってきた………意識が………とお……の……

!!!!!

きそうだったのに、目が覚めた!

私のお尻に………和くんの手が、触れてきた………………………………

陽菜  「ちょっと………寝そうだったのに………」
和也  「………」

私の言葉に無視して、手は………パンツの中に入ってきた。

陽菜  「ちょ…ちょっと! 触れないんでしょ?」
和也  「え――。 忘れた………。」
陽菜  「ええ!」
和也  「陽菜………眠いなら、寝てていいよ。」
陽菜  「え? 寝たら、やめてくれんの?」
和也  「やめないに決まってんじゃん。」
陽菜  「ええ!!!」
和也  「驚きすぎでしょ。俺、始めたら、やめたことある?」
陽菜  「ん? ないか………って、そんなこと言ってる場合じゃないよ。」
和也  「マジで、やめないよ。」
陽菜  「眠いんだけど………ほんとに。」
和也  「じゃあ………目ぇ、覚ましてあげるよ。
    ほら、こっち向いて。」
陽菜  「……………」

マジ………? 触れないんじゃなかったの?

和くんのこと、甘くみてたな………。

信じる私も………悪かったかな………

和くんの性格、知ってるんだもん……………。

和也  「なに、ボ―っとしてんだよ。」
陽菜  「………だから、眠いって言ってるじゃん。」

和くんが、私の服をいつもより少し乱暴に脱がす。

和也  「こんなことするの………俺だけだよね?」
陽菜  「え………、当たり前じゃん。」
和也  「じゃあ………こんなことも………?」

そ―言いながら、首筋にキスを してきた。

陽菜  「ん………うん……。 ど―したの?
    いつも、そんなこと聞かないじゃん。」
和也  「ん―。 別に―。」
陽菜  「???」
和也  「俺のこと、好き?」
陽菜  「うん………。」
和也  「俺だけが………好き?」
陽菜  「……………うん。」
和也  「なに、今の間………」
陽菜  「え………。 何がよ………そんな事してるからじゃん。」
和也  「………もっと、して欲しい?」
陽菜  「……う……ん………」
和也  「ふふ……………じゃあ…………………」

そして翌日。

私は、休み………だけど………和くんはどうだったっけ?

陽菜  「和く―ん。 今日は、仕事?」
和也  「ん―。 陽菜は休みだっけ?」
陽菜  「うん、そ―だよ。 和くんが仕事なら、
    私、どっかに出かけてくるよ。」
和也  「え―! どこ行くんだよ。」
陽菜  「ん―。 どっかウロウロ。」
和也  「はあ? ウロウロって………」
陽菜  「なに………。ダメ?」
和也  「ダ―――メ。」
陽菜  「え、なんでよ。」
和也  「1人でしょ?」
陽菜  「あ、じゃあ………誰かとならいいんだ。」
和也  「誰、誘う気?」
陽菜  「え、まだ決めてないけど………」
和也  「………」
陽菜  「あ、そ―言えば、この前ね、翔くんに会ったよ。」
和也  「え、連絡………取ってんの?」
陽菜  「違うよ………。偶然………。」
和也  「へ――。 で?」
陽菜  「でね、和くんのこと………親友だって………」
和也  「フ―ン。 で………?」
陽菜  「え………、それだけだけど………」
和也  「もおいいよ。 翔さんのことは………」
陽菜  「ん……………」
和也  「あのさ………わかってる?
    陽菜の口から、元彼の名前なんて、聞きたくないんだけど。」
陽菜  「あ、うん………でも、友達でしょ? いいじゃん?」
和也  「ヤだよ。」
陽菜  「………」
和也  「あ、ごめん。 つい………怒鳴っちゃった。」

すると、和くんは私を優しく抱きしめてくれた。

ビックリした………大きい声………。

翔くんのこと………もう大丈夫かと思ったんだけど………。

あれ? で、なんの話してたっけ?

和也  「陽菜………。」
陽菜  「ん?」
和也  「俺………やっぱ仕事、休むわ……………………」

               つづく

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