恋の居場所 #67(妄想小説…二宮和也)
潤 「あんま、気にすんなよ。 ただ話してるだけ………」
陽菜 「えっ………うん。 ありがとう。」
潤 「ってか、ドライブでさ―、ちょっと2人で話さない?」
陽菜 「えっ? 2人で……………?」
潤 「警戒すんなよ………。 話すだけだよ………。」
陽菜 「あ……うん………。」
そして、しばらくして、全て食べ終えた。
潤くんは、運転するので、お酒1缶だけで、
その後はずっと水を飲んでいた。
後の3人は………ほろ酔い状態。
潤 「さぁ、行こっか………。」
陽菜 「うん………。」
私が後部座席に乗ろうとした時、
瞳 「えっ? 私………前?」
陽菜 「うん………。 前に乗ってくれる?」
瞳 「ん―、まっいっか………。」
そして、和くんを手招きする。
ゴミ箱……………発見!
和くんに目で、合図を送る。
すると、潤くんが、後ろを向いて、
潤 「ねぇ、適当に 走ってく?」
和也 「あ―、適当で……………」
車が発車した……………
もう一度、合図をする。
でも、袋の口………縛ってて良かった………。
和くんが………そっと取り………ズボンの中へ………
ホントに、ズボンの中じゃん。
私は、笑いそうになるのを耐えながら和くんに
親指を立て、ウインクした。
和也 「ククク……………」
和くんが、小さく笑った。
私も小声で、
陽菜 「なんで笑うのよ。」
和也 「別に………なんかおかしかった。」
私のウインクが………変 だった?
でもまっ、一件落着!
あとは、どっかに捨てるだけ。
そして、山をグルグルと登っていって、
私たちは車を降りた。
潤 「おぉ! けっこう高いとこまで、来たな―。」
陽菜 「うん、すっごく景色いいねぇ―。」
瞳 「さて、潤くんは陽菜ちゃんと話したそうだし、
和……………話そっか………。」
潤 「なんだよ、人のせいにすんなよ。」
瞳 「えっ!? 違うの?」
潤 「違うこと………ねぇけど。
自分だって、和と話したいくせに………。」
和也 「まぁまぁ………喧嘩すんなって………」
潤 「あぁ………ごめん。 じゃあ陽菜、話そう。」
瞳 「ほら、和。 私たちも話そうよ。」
和也 「あ……うん…………。」
和くんと私は、この時間を別々に過ごすことになった。
私と潤くんは、車の置いてるある前に座って、
景色を眺めながら話すことにした。
陽菜 「潤くん、よくここ見つけれたね。」
潤 「偶然だよ……………」
陽菜 「………お酒は、抜けてる?」
潤 「もちろん! 陽菜は…………………
まだっぽいな………。」
潤くんが私の頬を触る。
潤 「やっぱまだ、熱いわ。」
陽菜 「そお………? まぁ、ちょっと眠いんだけどね。」
潤 「じゃあ寝る? 肩貸すよ。 膝枕でもいいし………」
陽菜 「イヤイヤ………いいよ。 せっかく来たんだもん。
ちゃんとこの景色、焼き付けておかないと。」
潤 「ふふふ……………」
陽菜 「なに………?」
潤くんの方へ振り向く。
潤 「イヤ、あまりにもかわいいから………
………キス、したくなるじゃん……………………」
つづく