私はあなたに恋をした #40(妄想小説…櫻井翔)
和也 「陽菜ちゃん……………?」
陽菜 「ん…………?」
和也 「このまま…………2人で消えようか…………?」
陽菜 「え……………? き…える…………………?」
和也 「も―、離れたくないよ。
何かに 巻き込まれたくもない………。
だから……………………………………。」
陽菜 「………そりゃ、一緒にいたいけど………。」
和也 「もしかして……………また翔さん?」
陽菜 「え………………そんなこと言ってないよ。」
和也 「でも……………」
陽菜 「……………」
和也 「俺らって……………一緒になれんのかな?」
陽菜 「え……………なんで そんなこと言うの!?」
和也 「なんとなく……………そ― 感じたから。」
陽菜 「一度……………離れてみる?」
和也 「………」
陽菜 「……………やっぱ……ヤだ…………………」
和也 「フフ………なんだそれ………」
陽菜 「………」
和也 「でも……………1度 距離………置こっか………?」
陽菜 「え………………ヤダよ………………」
和也 「じゃあ………10日だけ………会わないようにしてみよっ。」
陽菜 「ヤダ………長いよ…………」
和也 「じゃあ………1週間は?」
陽菜 「……………ヤダよ……………」
涙が出てきた………………
なんで 和くんはそんなこと 言うんだろう。
私と距離を置くなんて………………
離れたくないのに………なんで………?
和也 「じゃあ……………5日。
そんで、お互いホントに好きなのか?
誰に1番会いたいのか………確かめよ………。」
陽菜 「そんなの……………和くんに決まってるじゃん。」
和也 「でも、実際………翔さんの事 気にしてるじゃん。
だからだよ………。 1度、離れよう。」
陽菜 「……………」
和也 「陽菜……………こっち おいで。」
私は言われるがまま、和くんの方へ行くと
私をギュッと 抱きしめてくれた。
和也 「5日後も………こうやって抱きしめる事が
出来たら いいなっ…………。」
陽菜 「……………うん……………」
そして、私たちは………………このまま………………別れた……………………
つづく