私はあなたに恋をした #27(妄想小説…櫻井翔)

その時、後ろから 和くんが私を包んだ…………………………………………………

和也  「やっぱり……………なんか……していい?」
陽菜  「え……………ダメだよ………」
和也  「フフ………ダメって言われると したくなっちゃうんだよね。」
陽菜  「え………じゃあ………いいよ。」
和也  「………………引っ掛かった………………」
陽菜  「えっ………………?」
和也  「………いいん……だ…ね……………。」
陽菜  「え、イヤ……………そ―じゃなくて…………」
和也  「え、 何!? 俺……………わかんない……………
    今、いいって言ったよね。」
陽菜  「イヤ……………だから、そ―じゃなくって………」
和也  「なに………?」
陽菜  「あ………だから、ダメなんだって………」
和也  「え、さっき いいって言ったじゃん。」

和くん………明らかに ニヤニヤしてる。

なんかいつもの和くんだ………

陽菜  「……………」
和也  「はい、 も―ダメ―」

和くんはそ―言うと、椅子に座っている私の前に立ち、

前屈みになり………キスをしてきた。

そして………和くんの舌が………私の口の中を 掻きまわす。

ドンドン加速していき

何度も顔の向きを変え………何度も舌を 絡める。

……………その時……………

ガチャ………

私と和くんの目に映ったのは………………相葉くんだった……………

雅紀  「え……………俺の部屋で何やってんの!?」
陽菜  「!!!!!!!!!」
和也  「!!!!!!!!!」
和也  「え………あ………………、ゲ―ム………?」
陽菜  「……………」
雅紀  「え………ゲ―ムで………キス、するの?」
和也  「ん………う――ん。 」
雅紀  「嘘だ……………。 なんで? 陽菜ちゃんはニノが好きなの?」
陽菜  「え………………イヤ……………。」
雅紀  「じゃあ、なんでニノと キス してたの?」
和也  「イヤ……………俺が ご―いんに したんだよ。
    陽菜ちゃんは 悪くない………」
雅紀  「じゃあ、陽菜ちゃんは 好きでもない人とキスできんの?」
陽菜  「……………」
和也  「だから、俺が………無理やり………」
雅紀  「じゃあニノは………陽菜ちゃんが好きなの?」
和也  「…………………………………うん………」
雅紀  「え……………茜ちゃんは………?」
和也  「イヤ………俺だってわかってるよ………。
    茜と付き合ってるのに……………………
    でも………止めらんないんだよ。」
雅紀  「だからって………陽菜ちゃんに………」
和也  「それぐらい……………好きなんだよ……………」
雅紀  「ニノ……………」
和也  「茜とは………旅行が終わったら、ちゃんと別れるから。」

そしてそのまま………無言の時間が過ぎていった…………………………

                    つづく

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